ビザの期限が切れたら?延長手続きはできる?

ビザの期限が切れたら?延長手続きはできる?

ビザが切れてしまうと不法滞在になる、という話は聞いたことがあるはずです。実際に期限が切れるとどうなってしまうのか、延長はできないのかなど、今回はビザの期限について解説します。

ビザの期限が切れてしまったら?

まず前提として、ビザには有効期間と滞在期間とがあります。

ビザの有効期間とは、そのビザで渡航先の国の入国審査を受けられる期間のことです。国やビザの種類によって発給日から○カ月と決められています。
滞在期間中にビザの有効期間が切れたとしても法的には何ら問題はありません。ただ、出国してもう一度入国する際には、当然ながらもう一度ビザを取得し直さなければならなくなります。

一方の滞在期間はその国に滞在を許された期間のことです(外国人が日本に滞在する期間のことは「在留期間」と呼びます)。
例として中国の場合を見てみると、観光ビザ(Lビザ)の有効期間は発行日から3カ月間、1回の滞在で認められる滞在期間は30日間というのが一般的です。

他に、アメリカではビザの滞在期間は入国審査官が決定し(商用・観光ビザであるBビザであれば通常6カ月間)、パスポートにホチキスで止めた「I-94」という書類に滞在期限となる日付が記載されます。

通常、「ビザが切れた」と言う場合にはこの滞在期間が過ぎることを指します。滞在期限が切れているのに、そのままその国に滞在していた場合はオーバーステイ、すなわち不法滞在となり、罰金や拘留の対象となってしまいます。

中国ではオーバーステイは1日につき500元(約6,500円)、上限1万元の罰金または5日以上15日以下の拘留となります。再び入国する際にも不利な材料となり、再入国禁止、悪質とみなされれば強制退去の措置がとられることもあるので十分に注意してください。

滞在期間の延長はできる?

ビザの滞在期間は、ビザの種類や国によっては延長が可能です。中国の場合は主要都市にある公安局の出入境管理処などで申請が行えます。審査はその時点で持っているビザの種類に関係なく改めて行われ、場合によっては他の種類のビザに変更される、あるいは延長そのものが認められないこともあります(社会情勢の変化にも影響されます)。

観光ビザの延長が認められれば通常、発行日から30日間の延長となるでしょう。また、手続きには通常5営業日かかりますが、これは各都市によって異なり、地方で行うと比較的早く手続きができるようです。
延長手続きは期限が切れる1カ月前から可能なので、延長することが決まっているのなら早めに手続きした方がいいでしょう。

アメリカのBビザの場合は最長で6カ月の滞在ができ、これを延長したい場合はアメリカ滞在中に住所を管轄している移民局に対して申請を行います。通常、延長はさらに6カ月となることが多く、正当な理由がないと判断されればやはり却下されます。

ビザを持っていない場合のビザ申請はできる?

例えば中国では、日本国籍の場合は15日以内の滞在であればビザは不要です。ではビザを取得せず中国に入国し、15日間を超えて滞在したい時はどうすればいいのでしょう?

中国ではビザなしで入国した場合には、現地でのビザ取得はできないというのが原則です。他に方法があるとすれば一旦、隣接している他国に行って中国のビザを取得する方法でしょう。
もちろん、最も確実なのは、滞在を延長する可能性があるならあらかじめ日本でビザを取得してしまうことなのは間違いありません。
これはアメリカなど他国でもほぼ同様ですが、アメリカではいわゆるノービザでも90日間滞在ができるので日数に余裕があると言えます。

ビザ延長手続きに必要な書類は?

ビザの滞在期間延長の手続きでは、中国の場合はパスポート、申請書、顔写真が必要です。これに加えて、「臨時宿泊証明書」というものも求められ、滞在先がホテルであればホテルに頼んで滞在者の名前などの記録を公安局に伝えてもらわなければいけません。

さらに状況によっては、延長した時に支払い能力があるのかどうかを見るためクレジットカードと預金残高証明書のコピーの提示を求められることもあります。

このように、ビザの滞在期間延長の手続きはなかなか大変です。滞在期間が切れそうな時には早めに準備をして手続きを行い、オーバーステイにならないよう気をつけてください。

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