証明写真は笑顔で撮るべき?

証明写真は笑顔で撮るべき?

証明写真を撮影するときは笑顔のほうがいいのでしょうか。それとも真顔で撮影するのが常識でしょうか? ここでは証明写真と表情の関係について解説します。

パスポート用写真の場合は……

パスポートの「申請用写真」については、細かい規定が定められています。外務省のホームページにも掲載されているその規定に、次のような一文があります。
「平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、口を開き歯が必要以上に見えているものは不可)」
これはあまりに笑っている写真は受けつけてもらえないということです。とくに歯が見えるほど口を開いている写真は望ましくないようです。
ただ、パスポートの写真は欧米人であれば笑顔で写っていることもめずらしくありません。日本の場合も軽く微笑んでいるくらいなら問題ないでしょう。
なお、免許証の場合もこれに準じているようです。微笑んでいるくらいの写真ならとくに問題とはされません。

就活用の証明写真は?

では就職活動のエントリーシートや履歴書に使用する写真はどうでしょうか?
最近の傾向として、就活用の写真についてはむしろ笑顔のほうが望ましいと言われています。ただし、ここでも歯を見せるほどの笑い顔が求められているわけではありません。
少し柔らかい表情で、口角が上がり、軽く微笑んでいる……というニュアンスの写真です。

企業の人事採用担当者の意見をみても、にらみつけているような写真や、無表情で暗い印象になっている写真よりは、少し微笑んでいる写真のほうが印象に残るという声が少なくありません。
就活用写真には社会人としての良識を踏まえつつも、自然な雰囲気で好感を与えるような雰囲気が求められています。履歴書を前にして誰もが最初に見るのが証明写真であり、それがまさに履歴書の「顔」になっていることを考えれば、それも当然のことかもしれません。

笑顔の証明写真はどうやって撮ればいい?

まず、証明写真ボックスで笑顔の写真を撮るのはなかなか難しいのではないでしょうか。よほど笑顔を作るのに慣れている人でなければ、機械を相手に一人で自然な笑顔を作るのは苦労するはずです。
客観的に見てどんな印象の写真に仕上がっているかの判断も困難です。証明写真ボックスで撮影する場合には、一度プリントされた写真を誰かに見てもらって印象を聞いてみましょう。

写真店・写真館での撮影であればハードルはやや低くなります。カメラマンやスタッフはプロなので、就活用の写真であること、少し微笑んでいる表情の写真を撮りたいことなどを告げれば、その場の雰囲気を作って表情を和らげる工夫をしてくれるはずです。自然な笑顔を作るコツなども聞ければ、実際の面接にも役立つかもしれません。

企業カラーに合わせて表情を作るのも大事

就職活動用の写真は、受ける企業に合わせて表情を変えるのもひとつの戦略です。
特殊なのはキャビンアテンダントを中心としたエアラインや、アナウンサーを中心としたテレビ局を受けるときの提出写真です。
これは笑顔であることが必須で、全身写真も含めてタレントの宣材写真に近いコンセプトのものを撮影することになります。
そこまでではないにしても、百貨店やアパレル会社、広告・マスコミ関係、あるいは企業イメージが明るく先進的なところが対象なら、就活用写真は歯を見せない程度の笑顔の写真が有効そうです。

反対に、堅い業界や伝統を重視する企業、公務員などの場合には、真面目さ、真剣さを感じさせる表情のほうが好印象を持たれるかもしれません。
写真店・写真館で撮影するなら、こうした事情についても率直に相談してみるといいでしょう。これが正解という唯一の解答はありませんが、自分自身のキャラクターも含めて、どんな表情の写真がいいのか一度考えてみることをおすすめします。

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