就活の業界・企業の選び方

就活の業界・企業の選び方

就活において業界や企業を選ぶ作業は真っ先にやるべきことです。そしてなぜそこを選んだのかという「志望動機」は面接時に必ず聞かれる質問でもあります。今回は業界と企業選びのポイントについてまとめます。

「興味のある業界」のことを調べてみる

産業構造から言えば、日本の産業は第一次産業、第二次産業、第三次産業によって成り立っています。第一次産業は農林水産業などの基礎的な産業のこと、第二次産業は鉱業、建設業、製造業などの加工産業のこと、第三次産業は卸売・小売業、運輸業、情報通信業、金融・保険業、サービス業などのことです。

また就活の対象としては、業界と言えば「メーカー」、「商社」、「流通」、「金融」、「サービス」、「IT・情報」、「運輸・物流」、「マスコミ」、「教育関連」、「官公庁・公社・団体」などに分類されることが多いでしょう。いずれにしろ、これらの中から自分が就職したい業界を決めていきます。

少しでも興味のある業界があれば、業界全体の歴史、現状、将来性、どんなグループがあり、どんな力関係があるのか、どんな企業があってどんなことをやっているのかといった業界研究に取り組みます。

調べていくうちに関連した別の業界に興味を持ち始めるかもしれませんが、試行錯誤しながら視野を広げるのは悪いことではありません。むしろ特定の業界に対する他人の評価や先入観にとらわれて選択肢を狭めることのほうが問題です。業界について細かく調べていけばやがて必ず気になる企業が出てきます。

「入りたい企業」は自分とマッチするかどうかで決める

企業を決める段階になると対象はぐっと具体的になってきます。重要なポイントはその企業が「自分とマッチするかどうか」です。企業の業務内容、戦略、文化、社風、業界におけるポジションなど、自分の考えや価値観、仕事に求めることと合うのかどうかを考えま
しょう。企業研究の目的もそこに集約され、そこが明確になれば志望動機も言語化することができて面接時のアピール材料になります。

また、同じ業界でライバル関係にある企業同士を比較検討してみることも参考になります。扱っている商品やサービスは似ていても、企業にはそれぞれにベースとなる哲学があり、目指している将来像があり、得意分野や苦手分野があります。その違いを知ることで自分自身の考えとの摺り合わせもできてくるはずです。

さらに企業ごとに求める人材像も異なります。いくら学生側が入社したいと願ったとしても、企業側にしてみれば戦力となり得る人材でなければ採用するメリットがありません。企業が欲しがっているのはどんな学生なのかを知り、自分のやりたいこととそれが合致するのかを考えるのがマッチングの基本であり、そのことを整理していけば自分が対象とすべき企業がどこなのかがわかってきます。

「仕事内容」を知って具体的にイメージする

仮に採用されたとしたら、最初はどんなことをするのか、2年後、3年後はどんな仕事を任されているのか、10年後はどうか、といったこともきちんとイメージしてみましょう。企業研究はしていても具体的な仕事内容は実はよくわからない……というのでは意味がありません。このあたりは企業説明会やOB訪問で確認すべき事項でもあります。

たとえば同じ営業でも企業によって誰を相手にするのか、何をどうやって売り込むのかはかなり違ってきます。同じ企画という名前のついた仕事なのにやっていることがまったく異なることもよくあります。入社後の配属は人事が決めることですが、どんな職種や仕事内容があるのか、自分はどれを希望するのか、そこで何をしたい、あるいは何ができるのかは、よく研究しておきたいものです。これを怠ると入社したあとで「こんなはずではなかった」というギャップが生じる原因ともなります。

ところで、人によってはまず最初に職種や仕事内容を決めて、そこから企業選びをスタートすることもあります。それでも一向にかまいません。ただその場合も、ライバル会社での仕事はどうなのか、業界全体はどんな状況に置かれているのかといった風に、具体的なところから視野を広げて、業界研究をしておきましょう。どちらにしろ、会社選びにはマクロな視点とミクロな視点、両方が必要だということを覚えておきましょう。

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